本と人との縁結び

enlightened本の豆ちしき

このページに載せているISBNとは「International Standard Book Number」(インターナショナル・スタンダード・ブック・ナンバー)の略で世界共通で書籍を特定するための番号です。自分で本を検索するときはもちろん、書店員さんや図書館員さんに尋ねるときもこの番号が分かるととても調べやすいので、ぜひご活用ください。

 

「おふろだいすき」  2021年10月29日掲載

作/松岡 享子

絵/林 明子

出版社:福音館書店

発行日:1982年4月

ISBN:9784834008739

 

お風呂好きな「ぼく」がおもちゃのアヒルのプッカとお風呂に入ると、
なぜかそこには大きなウミガメや二匹のペンギンやオットセイやカバやクジラが次々と現れます。
お風呂ならではの動物たちのやり取りが面白く、こんな仲間と一緒に入れたらさぞ楽しいでしょうね。
温かみのある優しい絵がステキな一冊です。

読んであげるなら  4才から

自分で読むなら  小学校低学年から

お風呂嫌いな子にぜひ

 
 

本を読むのが苦手な子のための読書感想文おすすめ本~高学年編~  2021年7月31日掲載

4年生向け

「モノのねだん事典」

文: 大澤 裕司  絵:死後くん

出版社:ポプラ社

発行日:2020年3月

ISBN: 9784591164778

 

オリンピックのメダル、金銀銅それぞれの値段はいくら?ドーム球場で野球をするといくらかかる?学校にあるイスで一番高いのは誰の椅子?身近なものの値段から有名なモノの値段まで思わず「へぇー!!」と言ってしまうものばかり。

見開き1ページの中にコミカルなイラストと本文、プラスαの豆知識と読みやすく、充実した内容になっています。これも1冊丸々読む必要がなく、気になるところだけピックアップして内容と「高すぎる」「安すぎる」「自分ならこれくらいの値段にする」といった感想、「この値段も気になる」といった話題を盛り込めば感想文一丁上がりです。

しかも「これを基にいろいろなモノの値段を調べる」という自由研究ネタにもつなげられる一冊で2度おいしい本。

 

5年生向け

「やばい日本史」

監修:本郷 和人

出版社:ダイヤモンド社

発行日:2018年7月

ISBN:9784478103951

 

日本史に名を残すそうそうたるメンバーを「すごさ」と「やばさ」の二つの観点から紹介している本。
目次には小学生が好きそうなHOTワードがちりばめられ、こんな偉人にこんなやばい一面があったのかと親近感を抱かせてくれます。
特に読んでいただきたいのが徳川家康。少々汚い話なのでここでは差し控えますが、子供の心をわしづかみにしてくれるでしょう。
良い読書感想文が書けるかどうかはわかりませんが、気の進まないものを読んで本を嫌いになるより、
作文の出来はそこそこだけどノリノリで読めて楽しかった思えればそれで良しという方におすすめです。
 

6年生向け

「はい こちら子ども記者相談室デス!」

著:かめおか子ども新聞  イラスト:ヨシタケシンスケ
 

出版社:新潮社

発行日:2019年5

ISBN:9784103526315

 

京都の亀岡という町で作られている「かめおか子ども新聞」。
ふつうの子供新聞は、大人が作って子供が読みますが「かめおか子ども新聞」は子供が作って大人が読みます。
その新聞に大人の悩みを子供が解決するというコーナーがあり、それをまとめたのがこの本です。
様々に寄せられる大人の悩みを一刀両断。子供らしい明朗快活な回答は爽快です。
この本のおすすめポイントは子供たちの圧倒的な共感です。「そうそう、わかるわかる」という気持ちがあるほうが感想文は書きやすい!
一番面白かった悩みを取り上げて、自分ならどう答えるかをポイントに書いてみてはいかがでしょう。またベストアンサーも選ぶと原稿が埋まります。
児童書ではないので漢字にフリガナがなく、その点はちょっと読みにくいかも知れませんが、内容的にはとても面白く大人も唸る一冊です。
 

本を読むのが苦手な子のための読書感想文おすすめ本~低学年編~  2021年7月27日掲載

1年生向け

「1ねん1くみの1にち」

写真・文: 川島 敏生

出版社:アリス館

発行日:2010年8月

ISBN: 9784752005049

 

1年1組の教室の様子を撮影した写真に各ページ見開きで1~2行程度のコメントが付いた写真絵本。
文章が少なく、写真がメインなので文字が多いのが苦手な子でも読みやすいです。
自分の学校と同じところ、違うところ、気になったところをそれぞれ書いていくとある程度の文章量になります。
1年生の読書感想文は親との合作でも構わないと思います。読んだ感想を親がインタビューしてうまく引き出し
答えをもとに文章を一緒に整えてあげるとそれなりのものが完成します。

やっと文字を覚えたばかりの一年生。上手く書くのは難しいです。

結局、親の作品になっちゃったなんてこともよく聞く話。(我が家もそれに近い形でした。えへへ。)

 

2年生向け

「干したから・・・」

写真・文: 森枝 卓士

出版社:フレーベル館

発行日:2016年3月

ISBN:9784577043714

 

干した食べ物を紹介している知識絵本。こちらも写真メインで文章少なめ。
世界の様々な干した食べ物の紹介から、家庭でもおなじみの乾物まで多岐にわたって掲載。
自分の暮らしと比べながら同じもの、違うもの、「こんなものまで干すんだ!」「こうやって作るんだ」という発見を得やすいので
感想文も書きやすいかも。
親が「これは家にもあるよ」とか「これを使った料理はこんなものがあるよ」と実際の生活に根差している部分を教えてあげると
話が膨らみやすいですね。

 

3年生向け

「ざんねんないきもの事典」シリーズ

監修: 今泉 忠明
イラスト: 下間 文恵 徳永明子 かわむら ふゆみ

出版社:高橋書店

発行日:2016年5

ISBN:9784471103644

 

ここ数年、子供たちの間で大ベストセラーになっている「ざんねんないきもの事典」。
全部読むと結構なボリュームですが(でも、面白くてスラスラ読めちゃう)、一匹の生きものにつき1ページなので
全部読まなくても「このいきものが残念だと思った」「印象に残った」など、いくつかピックアップすれば十分書けます。
他にも「この残念さはうちのお母さんに似ている」とか、「こんな必殺技を僕も繰り出したい」など自分や周りの人間に照らし合わせると
楽しくかけると思います。生物の本としても良書です。

 

 

「パンどろぼう」  2021年7月13日掲載

パンどろぼう

作・絵/柴田 ケイコ

出版社:KADOKAWA

発行日:2020年4月

ISBN: 9784041090602

 

パンが大好きなパンどろぼう。
おいしそうなパン屋をみつけてはしのびこみ、パンを盗んでいきます。
 
ある日、森の中に「せかいいちおいしいもりのパンや」と書かれたお店を見つけます。
 
いつもどおりパンを盗み出し隠れ家にもどったパンどろぼう。
つやつや ふっくら ほかほかのパンを大きなお口でほおばると・・・。
 
この絵本、絵がとってもユーモラスで読み聞かせをしたら子供たちにウケるだろうな~という一冊です。
 
読んであげるなら  2才から
自分で読むなら  小学校低学年から

 

 

「はじめてのがっこう」  2021年5月17日掲載

はじめてのがっこう

作・絵/フルール・ウリー

訳/石津 ちひろ

出版社:パイ インターナショナル

発行日:2018年3月

ISBN: 9784756249548

 

はじめて学校へいく日の朝、こぐまは学校へいきたくないと言い出します。なぜなら忘れ物をして先生に叱られる夢を見たのです。

そんなこぐまに、お母さんは学校がどんなに楽しいところか優しく語りかけます。

お母さんと一緒に学校へ行くとちゅう、こぐまとおなじようにおとうさんやおかあさんと学校へ向かうお友達の姿がありました。

その様子をみたこぐまは、不安な気持ちがだんだんと楽しい気持ちにかわっていくのでした。

 

入学からから一か月。学校に慣れる反面お友達とのトラブルや些細なことで「学校に行きたくない」と言い出しますね。

(3年生の我が子も今朝「学校に行きたくない病」にかかっていました。理由を聞いたら荷物が重いからですって!!)

そんな時にはあわてず騒がず叱り飛ばさず、このお母さんのようにゆったりした気持ちで寄り添ってあげたいですね。

なかなか難しいですが・・・。

 

読んであげるなら  4才から

自分で読むなら  小学校低学年から

「学校行きたくない病」にかかっているお子様にぜひ

 

「とんことり」  2021年3月17日掲載

作/筒井 頼子

絵/林 明子

出版社:福音館書店

発行日:1986年4月

ISBN:9784834007657

 

かなえは山の見えるまちに引っ越してきたばかりの女の子。

お友達とも離れてしまって寂しいし、お父さんもお母さんも荷物の整理に忙しくかなえにかまってくれません。

お手伝いにつかれて座り込んでいると郵便屋さんの音が聞こえました。

いそいで玄関に行ってみましたが、郵便は届いていません。

でも、そのかわりにすみれの花束が郵便受けの下に落ちていました。

次の日にはたんぽぽが。その次の日には「ともだちはいいです とてもうれしいです まっています」と書かれた手紙。

いったい誰が届けてくれたのでしょう?

 

3月は引っ越しシーズン。お友達と離れてしまって寂しい思いをしている子供たちに寄り添ってくれる絵本です。

 

読んであげるなら  4才から

自分で読むなら  小学校低学年から

 

 

「はっけん!がっこうのあ!」  2021年2月25日掲載

文/石津 ちひろ

絵/ママダミネコ

出版社:大日本図書

発行日:2012年7月

ISBN:9784477026329

 

最近、更新のペースが遅くてすみません。

親方から「最近の『ぬくもりひろば』はぬくもってないなぁ~。」とつぶやかれ、あわてて更新している次第です。

 

そんな裏事情はさておき、今日ご紹介する絵本は新1年生に贈りたい一冊です。

「新1年生の君たち、学校ってどんなとこか知ってる?」

この春入学したばかりのだいき君、きくこちゃん、みなみちゃんが学校探検に出かけます。

音・色・形・匂い・・・。

それぞれの教室にそれぞれの個性があって、中には思わず「あっ!」って言っちゃうものを発見したり。

楽しいなぞなぞをはさみながら小学校の様子が分かるようになっています。

 

新しい環境にワクワクする反面、不安も抱える子供たち。この時期どうしても気持ちが乱れがちになりますよね。

この絵本で小学校の様子を具体的に伝えることで、少しでも不安な気持ちが軽くなればと思います。

 

併せて「1ねん1くみの1にち」もおすすめします。(クリックするとamazonに飛んでいきます)

 

 

読んであげるなら  3才から

自分で読むなら  小学校低学年から

小学校入学前のお子様にぜひ!

 

 

「子供を本好きにするには・・・」※絵本ではありません  2021年2月4日掲載

製作者:絵本館

 

本日は本の紹介ではありません。期待していた方がおられましたら申し訳ございません。

じゃぁ、今日は何なの?とお思いの方。よくぞ聞いてくださいました!(←誰も聞いていません。勝手な妄想です。)

本日は「子供を本好きにする5か条」です(ジャジャジャジャーン!!)

お子さんをお持ちの方で「うちの子、まったく本を読まないのよ~。どうしたら本を好きになってくれるのかしら?」

という方は少なくないと思います。

その悩みにお答えするポスターを絵本館さんが作られていました。

それが上の画像です。

 

~子供を本好きにする5カ条~

 (1)本代としておこづかいをわたす。

 (2)子どもといっしょに本屋に行く。

 (3)親も子どもも自由に本をえらぶ。

 (4)子どもがどんな本をえらんでもけっしてもんくを言わない。

 (5)そして買ってかえる。

 

ここで一番大事なのは

(4)子どもがどんな本をえらんでもけっしてもんくを言わない。

です。

 

小学生くらいだと絶対マンガ本選びますよね!それでもグッと我慢です。

今にも飛び出しそうな「余計な一言」とツノをググッと抑えて、にっこり笑ってレジに向かいましょう。

(成人向け雑誌を手に取った時だけ、穏やかな顔で無言で首を横に振ってください。きっと察してくれるはず。)

自分で選んだものを買ってもらえるって子供にとってきっとすごく嬉しいことだと思います。

ましてやマンガ本もo.kなんて、うちの親は神様なんじゃないかと思うレベルです。

そうやって本屋さんに毎月通い、ワクワクする気持ちと本に触れる機会をセットでプレゼントしてください。

 

ものすごい読書家になるかどうかはお子さん次第ですが、「本=つまらないもの→嫌い」という

負のスパイラルからは抜け出せると思います。

 

 

「おくりものはナンニモナイ」  2020年12月28日掲載

作・絵/パトリック・マクドネル

訳/谷川 俊太郎

出版社:あすなろ書房

発行日:2005年10月

ISBN:9784751522844

 

ムーチは大好きなアールにおくりものをしようと考えました。

でもなにをあげたらいいのかな?だってアールはなんでも持ってる。

ムーチはいっしょうけんめい考えます。そうだ「ナンニモナイ」を贈ればいいんだ!

はてさて「ナンニモナイ」プレゼントとはいったい何なのでしょうか?

 

たくさんのモノや情報に囲まれているのに、なぜか不足感をおぼえてしまう。

そんな大人にぴったりの1冊。

 

読んであげるなら  3才から

自分で読むなら  小学校低学年から

でも大人にこそ読んでいただきたい

 

 

「くすのきだんちはゆきのなか」  2020年12月3日掲載

作/武鹿 悦子(ぶしか えつこ)

絵/末崎 茂樹(すえざき しげき)

出版社:ひかりのくに

発行日:2010年10月

ISBN:9784564018367

 

今日は冬の絵本の紹介です。

ある野原にある大きなくすのき。この中にはいろいろな動物たちが住んでいて「くすのきだんち」と呼ばれています。

ゆきのふる日。いたちの郵便屋さんが届けてくれた手紙を管理人のもぐがそれぞれの階に配りに行きます。

 

住人の動物たちとのあたたかいやりとりとおもいやりが優しい絵で描かれています。

寒い日にあたたかい部屋の中でホットココアなんかを飲みながら読んであげたい絵本です。

 

読んであげるなら  3才から

自分で読むなら  小学校低学年から

雪が降ったら  大人も子供も雪遊び

 

 

「はなのあなのはなし」  2020年11月19日掲載

はなのあなのはなし

作・絵/やぎゅう げんいちろう

出版社:福音館書店

発行日:1981年8月

ISBN:9784834008913

 

子供たちは自分の体に興味津々。特に穴は気になるようで耳やお尻、口、鼻。さわったりほじったりモノを詰めてみたり。

 

今日はその中でも「鼻」のおなはし。人間の鼻の仕組みや動物たちの鼻のこと。鼻水や鼻血。大人も「なるほど~」と思うことも書いてあります。もちろん子供たちが喜ぶ「ひえ~」っといった内容も。

 

普段、物語に興味を示さないお子さんも身近な体のお話だと心惹かれるかもしれません。

 

余談ですが、こういった知識の絵本は図書館では物語の絵本と分けて配置されていることが多く、普段目に留まりにくいかもしれません。でもそこが穴場!大人が読んでも面白い掘り出し物が並んでいたりします。

 

読んであげるなら  4才から

自分で読むなら  小学校低学年から

鼻の穴にビー玉詰めるのは  大人も子供もやめましょう

 

 

「まんげつダンス!」  2020年11月5日掲載

作・絵/パット・ハッチンス

訳/中川 千尋

出版社:福音館書店

発行日:2008年4月

ISBN:9784834022803

 

満月の夜。うまとぶたとひつじがこどもたちが寝たのを見計らって順番に踊り始めます。

うまはぱかぱか、ひつじはぽよよん、ぶたはらたたた。

でも、それぞれにアクシデントが起きて疲れた親たちは寝てしまいます。

 

そこで起き出したのは子供たち。満月の夜に朝までダンスを踊ります。

 

寝かしつけのために読み聞かせをしているうちに大人が先に寝てしまい、

結局子供が自分で本を読んでいる。

 

そんな子育てあるあるが思い浮かぶ絵本です。

 

読んであげるなら  3才から

自分で読むなら  小学校低学年から

踊り出すなら   大人でも可

 

 

「くっついた」  2020年10月22日掲載

くっついた

作・絵/三浦太郎

出版社:こぐま社

発行日:2005年8月

ISBN:9784772101783

 

左のページに金魚さん。右のページにも金魚さん。

ページをはさんで向かい合っている2匹の金魚。

でも、ページをめくると

「くっついた!」

2匹の動物が現れてはくっつくシーンが繰り返されて、

最後にくっつくのは・・・・。

 

ふれあうことの幸せがぎゅっとつまった1冊。

最後の「作者のことば」もお見逃しなく。

 

読んであげるなら 0歳から

 

 

「どうぞのいす」  2020年10月8日掲載

作/香山美子 絵/柿本幸造

出版社:ひさかたチャイルド

発行日:1981年11月

ISBN:9784893252500

 

ある日、うさぎさんがちいさないすを作りました。

「さて、このいすどこにおこうかな」

ちょっと考えて「どうぞのいす」とかいた立て札といっしょに

丘の上の木のそばにおきました。

すると動物がつぎつぎとやってきて・・・。

 

あたたかい気持ちのリレーが紡ぐおはなしです。

 

読んであげるなら 3歳から

自分で読むなら  低学年から

 

 

「とんでもない」  2020年9月15日掲載

とんでもない

作/絵:鈴木 のりたけ 

出版社:アリス館

発行日:2016年02月

ISBN:9784752007302

 

ぼくはどこにでもいる普通の男の子。

サイのよろいのような立派なかわがうらやましい。

 

そんなふうにうらやましがられるサイが答えます。

 

「とんでもない。このかわ、とっても重いんだよ。」

 

他からはうらやましく思えるものも、実は悩みのタネだったりするようです。

さて、どんな動物がどんな悩みを抱えているのか。

 

シュールな絵とユーモアで語られる1冊です

 

読んであげるなら 3歳から

自分で読むなら  低学年から

 

 

「しろくまちゃんのほっとけーき」  2020年8月31日掲載

しろくまちゃんのほっとけーき

作/絵:わかやま けん 

出版社:こぐま社

発行日:1972年10月

ISBN:9784772100311

 

しろくまちゃんがおかあさんと一緒にホットケーキづくりに挑戦です。

焼きあがるまでの音がなんともいえずおいしそう。

うちの娘はホットケーキを食べるたびにこの絵本のことを話します。

もう小学生なんですけど、いい絵本はいつまでも心に残るんですね。

 

読んであげるなら 0歳から

 

 

「パンダ銭湯」  2020年8月20掲載

 

作/絵:tupera tupera 

出版社:絵本館

発行日:2013年8月

ISBN:9784871100861

 

君は知ってるかな?

パンダ専用の銭湯があるってことを。

なんでパンダ専用なんだろう?

それはね、みんなに知られてはいけない秘密があるからなんだよ。

 

今、明かされる彼らのヒミツ!!

絵本の扉を開けた先にひろがるパンダ模様にこうご期待。

大人もクスリと笑えるユーモア絵本です。

 

読んであげるなら パンダの存在を知った時から

自分で読むなら  小学校低学年から

 

 

「このあとどうしちゃおう」 2020年8月20日掲載

作/絵:ヨシタケ シンスケ

出版社:ブロンズ新社

発行日:2016年04月

ISBN:978-4893096173

 

死んだおじいちゃんの部屋から「このあと どうしちゃおう」とかかれたノートが見つかった。

そこには自分が死んだらどうなりたいか、どうしてほしいかがいっぱい書いてあった。

僕もおじいちゃんみたいに「このあと どうしちゃおう」ノートを作ってみ見よう!

さぁ、そこから僕が思ったことはなんだったのか。

 

読んであげるなら  3才から
自分で読むなら   小学校低学年から

 

 

「もこもこもこ」 2020年8月5日掲載

作:谷川 俊太郎 絵:元永 定正

出版社:文研出版

発行日:1977年04月

ISBN:9784580813953

 

この絵本すごいですよ!出版年を見てください。なんと今から43年前(2020年現在)。

子供のころに読んでもらった方もいるのでは?

「もこもこ」「にょきにょき」ふくらんで、はじけて、しーんとなって。

とくにストーリーがあるわけでもないのに子供たちの心を放しません。

赤ちゃんから楽しめるので、出産祝いにもおすすめの1冊です。

 

読んであげるなら  0,1才から
自分で読むなら   読み過ぎて暗記しちゃったときから

 

「ちょっとだけ」 2020年8月5日掲載

絵本 ちょっとだけ

作:瀧村 有子  絵:鈴木 永子

出版社:福音館書店

発行日:2007年11月

ISBN:9784834022995

 

なっちゃんのおうちに赤ちゃんがやってきました。赤ちゃんのお世話で忙しいお母さんを気遣ってなっちゃんはいろんなことに一人で挑戦!

むずかしいことも「ちょっとだけ」成功します。最後に「ちょっとだけ」ママにお願いごと。

するとママの答えは・・・。

なっちゃんの健気さとお母さんのやさしさにがじんわり心に染みてきます。

 

読んであげるなら  3才から
自分で読むなら   小学低学年から

PAGETOP